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XERA

インドマグロでも分かる通信業界

【VODグランプリ】定額で見放題の動画配信サービス人気10社+αまとめ~動画廃人~

みなさん映画やドラマ、お好きですよね?

世の中には「定額見放題の動画配信サービス(VOD)」という輩がいます。その名の通り、一定の月額料金で、動画コンテンツを見放題で観られるサービスのことです。

「各サービスはどう違うの?」
「どこの動画配信サービスが一番いいの?」
「そもそも何?」

と怪訝にお思いのことでしょう。

そこで今回、主要な定額見放題サービス人気10社を実際に登録して、2週間使い倒しました。

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この記事では、定額見放題の動画サービスを比較・紹介していきます。~独自に調査したデータをほのかに添えて~

「定額見放題の動画配信サービスを検討している」や、「既に動画サービスを使っているが、他の輩も気になる!」という方はぜひ参考にしてみてください。

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定額見放題の動画配信サービスのメリット

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定額見放題の動画配信サービスの(DVDレンタルや購入に比べた)メリットをまとめてみました。

  • いつでもいくらでも動画を楽しめる
  • レンタルDVDと違い、貸出中ということがない
  • 無形サービスなので、置き場に困らない
  • 「借りる」「返す」の手間がない
  • 延滞料金が発生するリスクがない
  • スマホにダウンロードしておけばオフラインでも観られる
  • 2週間~1カ月の無料体験でお試しができる
  • 動画配信サービス限定のオリジナルコンテンツがある

特に、動画配信サービス各社は、オリジナル作品の配信にも力を入れています。Netflixは、2017年中、オリジナルコンテンツに60億ドル(約6,849億円)を投資すると推定されています。amazonに至っては、2016年末までに32億ドル(約3,650億円)投資したそうです。

テレビ局や映画スタジオに負けない高品質なコンテンツが次々と生み出され始めているのも、動画配信サービスの大きなメリットの一つでしょう。

定額見放題の動画配信サービスの5分類

一概に動画配信サービスといっても、2017年現在、30以上の定額動画サービスが存在します。その中から、定額見放題の動画配信サービスの主要13サービスを大まかに5つに分類してみました。

アメリカ系レンタル店系携帯キャリア系USEN系テレビ系
Netflix TSUTAYA TV dTV プレミアムGYAO! WOWOW
Amazonプライム ビデオ ゲオチャンネル auビデオパス U-NEXT スカパー
Hulu DMM見放題chライト     J:COMオンデマンド

テレビ系は、月額料金を支払い、様々なチャンネルから好きなコンテンツを視聴できるという点で、定額見放題サービスと重なります。また、J:COMは、「メガパック」と呼ばれる定額見放題サービスをネット上で提供している点で主要な定額見放題サービスとはライバル関係にあります。

また、各テレビ局も、フジテレビオンデマンド、日テレオンデマンド、NHKオンデマンド等、オンライン動画サービスも提供しています。しかし、自社の作ったドラマや番組をネットで観られるといった程度のもので、映画や海外ドラマの作品は基本的に観られませんので、今回は比較・紹介から外しました。

比較・ランキング

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今回は、Netflixやhuluと言った人気の「定額見放題サービス」10ブランドに加え、衛星放送のWOWOWやスカパー、ケーブルテレビのJ:COMも含めて、合計13サービスを比較・ランキング化していきます。

比較するサービスは以下の通りです。

  • Netflix
  • Amazonプライム・ビデオ
  • Hulu
  • TSUTAYA TV
  • ゲオチャンネル
  • DMM見放題chライト
  • dTV
  • auビデオパス
  • プレミアムGYAO!
  • U-NEXT
  • WOWOW
  • スカパー
  • J:COMオンデマンド

これらの主要13サービスの動画タイトル数をジャンル別に独自調査しました。それに月額料金を添えて比較していきます。

ジャンル別にもランキングしましたので、気になる所だけでも見てみて下さい。自分と相性の良いサービスを把握できると思います。

利用料金ランキング

まずは、単純に月額利用料金で比較してみます。月額料が一番安いサービスはどこなのでしょうか?

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1位は、月額325円のamazonプライム・ビデオでした。2位は、月額500円のdTVとDMM見放題chライトとでした。

ほとんどの定額見放題サービスが月額1,000円以下の中、U-NEXTのみ2,000円近い料金で高めの設定です。

WOWOWやスカパーと言った衛星放送とケーブルテレビのJ:COMオンデマンドは2000円以上と高いようです。

タイトル数ランキング

次に、気になる動画コンテンツのタイトル数で比較してみます。見放題のみのタイトル数で、PPV分は含まれません。

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1位は、6,685タイトルを擁するDMM見放題chライトです。

2位は、DMMに僅差の6,436タイトルを持つamazonプライム・ビデオでした。タイトル数でも上位に食い込みましたね。

3位は、5,344タイトルのU-NEXTでした。

動画のジャンル別のタイトル数

動画サービスを選ぶ際に気になるのが、「観たいジャンルのコンテンツが多くあるのか?」ということですよね。ここでは、各サービスのジャンル別の動画数を比較します。ジャンルは以下の6つに分けました。

  • 海外映画
  • 邦画
  • 国内ドラマ/TV
  • 海外ドラマ/TV
  • アニメ
  • その他

以下の図は、各サービスのジャンル別動画タイトル数の「割合」を示した図です。各サービスが得意とするジャンルがわかります。

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例えば、DMM見放題chライトは、比率のほとんどを「国内ドラマ/TV番組」と「その他」で占められていることが分かります。実際にDMM見放題chライトを覘いてみると、アブノーマルな動画が多く、マニアックな人に好かれるラインナップに特化しているようです。

これは各サービス内の内訳なので、単純にサービス間では比較できません。

以下の図は、各サービスのジャンル別動画「タイトル数」の比較図です。

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少しごちゃごちゃして見づらいと思うので、以下、ジャンル別にタイトル数をランキング化していきます。

ご自分の好きなジャンルの動画コンテンツが豊富かどうかわかります。契約するときには参考にしてみてください。

洋画(海外映画)数ランキング

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海外映画を最も豊富に扱っているのはdTVで、1,756タイトルが見放題で提供されています。2位はamazonプライム・ビデオ、3位はNetflixと続きました。

邦画数ランキング

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1位は1,121タイトルを用意しているU-NEXTです。2位と3位に、海外映画と同じくamazonプライム・ビデオとNetflixが続きました。

洋画・邦画関係なく映画好きな人は、amazonプライム・ビデオかNetflixを選ぶことをオススメします。

海外ドラマ数ランキング

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1位はレンタルサービス店のGEOが運営するGEOで、564タイトルを見放題で提供しています。2位はhuluで510タイトル、3位はNetflixで433タイトルでした。

国内ドラマ/TV番組数比較

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1位はDMM見放題chライトで、1,667タイトルを提供しています。1,000タイトル以上の国内ドラマ/TV番組を準備しているのはDMM見放題chライトのみで2位以下に大きく差をつけています。

2位は衛星放送のスカパーで989タイトルでした。3位はamazonプライム・ビデオで792タイトルでした。

アニメ数ランキング

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1位はU-NEXTで、1,304タイトルものアニメを用意しています。

2位はケーブルテレビのJ:COMが運営するJ:COMオンデマンドが、881タイトルで食い込みました。ファミリー層に支持されるコンテンツに力を入れているということなのでしょうか。

3位はhuluで、648タイトルでした。

タイトル数と料金の関係図と総評

ここまで、料金やタイトル数で各サービスを比較して来ました。が、結局どこの定額見放題サービスがいいのでしょうか?

そこで月額料金とタイトル数で13サービスをプロットしてみました。この図は、右に行けば行くほど月額料金が高く、上に行けば行くほどコンテンツ数が多いことを意味しています。

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最も多くのタイトル数を準備しているDMM見放題chライトは、月額料金も500円と2番目に安い価格で提供しています。しかし、コンテンツのジャンルは、国内とその他に偏っているので、洋画や海外ドラマを楽しみたい人にはオススメできません。

次に多くのタイトル数を誇るamazonプライムビデオは、価格では最も安い325円です。また、海外映画のラインアップでもdTVに次ぐ2位なので、最もバランスが取れた優れた動画配信サービスと言っても過言ではないと思います。

注目は、タイトル数が2,000~3,000弱のサービス群です。Netflixやhuluといったアメリカ発のサービスとdTV、TSUTAYA TV、ゲオチャンネルといった国内サービスがひしめき合っています。この中で頭一つ抜け出しているのはdTVでしょう。月額が500円と割安ながら、タイトル数でも3,000を超え優秀なように見えます。

しかし、レンタル店発のTSUTAYAとゲオは、ネット宅配を行なっていて、同料金で毎月8枚までDVDを借りることができます。一回につき2枚までしか借りれませんが、ネット宅配を含めると約20万本ものラインナップを超え、他を圧倒しています。

一方、WOWOWやスカパー、J:COMオンデマンドは料金が高めにも関わらず、提供されているタイトル数で勝っているとは言い切れないことがわかりました。今後、ネットを主戦場とする定額見放題サービスにシェアを奪われかねないでしょう。

次からは、それぞれの定額見放題サービスを紹介していきます。なお、各サービスのタイトル数はXERA独自の調査によるものです。

アメリカ発の定額動画配信サービス

日本でも2012年ごろから、アメリカ発の定額動画配信サービスが利用可能になりました。ここでは、洋画・海外ドラマ好きにオススメのアメリカ発のサービスをご紹介します。

4K(超高画質)に力を入れる「Netflix(ネットフリックス)」

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https://www.netflix.com/jp/

アメリカ本国で絶大な人気を誇るのがNetflixです。DVDの宅配レンタルで人気を博し、2007年に開始した動画配信サービスで絶大に支持されてきました。世界中の会員数は、なんと6,500万人を超えるそうです。

日本では、話題作品をオリジナルで企画・制作することで新規顧客の開拓を進めています。あなたも一度は「テラスハウス」や「火花」といったNetflixのCMを観たことありませんか?私も実際にNetflixを使ってみましたが、独自コンテンツは面白いです。さらに4K(超高画質)のプランが選択できます。

  • サービス開始:2007年(日本:2015年9月1日)
  • 運営会社:Netflix株式会社
  • 月額料金:650円~1,450円
  • 動画本数 :非公開
  • 無料期間 :1ヶ月間
  • タイトル数:3,689作品
  • 会員数  :非公開

月額料金最安クラス325円「amazonプライム・ビデオ」

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https://www.amazon.co.jp/Prime-Video/

amazonプライム・ビデオは、ネット通販最大手のAmazon.comがプライム会員向けに提供している動画配信サービスです。

Amazonでは、もともと「Amazonプライム」と呼ばれる有料サービスを提供していました。年会費3,900円でお急ぎ便が送料無料になるなど、通販を快適に利用するためのサービスがメインでした。

それらの有料サービスに加えて始まったのがamazonプライム・ビデオです。なので、年会費は据え置きで、動画コンテンツも楽しめます。

  • サービス開始:2015年9月
  • 運営会社 :Amazon.com, Inc.
  • 月額料金 :325円(税別、年会費3,900円)
  • 動画本数 :
  • 無料期間 :30日間
  • タイトル数:6,436作品
  • 会員数  :非公開

実は日テレが運営する「hulu(フールー)」

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http://www.hulu.jp/

huluは定額の動画配信サービスの先駆け的な企業です。「フールー」と読みます。変わった名前ですが、ちょっとかわいいですよね。

huluは、「ひょうたん(瓢箪)の中に、コンテンツ(互録)を入れておく」という、どちらも北京語で「フールー」と発音する言葉に由来しています。

もともとは、アメリカのテレビ局やディズニーといった有名映画スタジオが共同で作ったサービスです。なのでコンテンツの量も質も豊富でした。

しかし、初の海外展開の地となった日本では、「笑点」など人気番組を多く放送する日本テレビに任されています。なぜかというと、本拠地のアメリカ市場に集中したいという理由からだそうです。

  • サービス開始:2008年3月22日 (日本:2011年8月31日)
  • 運営会社 :日本テレビ放送網株式会社
  • 月額料金 :933円(税別)
  • 動画本数 :3万本
  • 無料期間 :14日間
  • タイトル数:2,663作品
  • 会員数  :130万人(2016.3)

商品ラインナップ数は随一のレンタル店発の動画サービス

もともとレンタルビデオ店から生まれた動画サービスは、コンテンツのラインナップがとにかく豊富です。順番に見ていきましょう。

ネット宅配と組み合わせられる「TSUTAYA TV」

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http://tsutaya-tv.jp/

TSUTATA TVは、DVDやCDレンタルの最大手TSUTAYAが提供する動画配信サービスです。933円(税別)で利用できます。

2017年現在では、動画配信を始める前から提供していたDVD・CDの宅配レンタルサービスTSUTAYA DISCUS(ツタヤ・ディスカス)と共通で利用できる体制となっています。

TSUTATA TV最大の強みは、動画配信にないラインナップでも TSUTAYA DISCUSで宅配レンタルできることです。動画配信サービスで最も多い不満が「なかなか自分の観たい作品が見つからない」だと思いますが、TSUTAYA TVではこのネット宅配との合わせ技でそれを解消しています。

TSUTAYA TVの見放題+宅配レンタル月8枚(DISCUS)は2,417円(税別)で利用できます。

  • サービス開始:2008年6月
  • 運営会社 :株式会社T-MEDIAホールディングス
  • 月額料金 :933円(税別)
  • 動画本数 :5万本以上
  • 無料期間 :30日間
  • タイトル数:3,214作品
  • 会員数  :140万人(2013.5)

TSUTAYAを追い詰めたGEOが運営する「ゲオチャンネル」

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http://geochannel.geo-online.co.jp/

ゲオといえば、CD・DVDレンタル業界をTSUTAYAと二分するほどの会社で、かつては「価格競争でTSUTAYAを追い詰めた」と言われています。

2017年現在、TSUTAYAと類似するネット宅配レンタルを行っているので、GEO派の人はゲオチャンネルを選んでもいいと思います。

  • サービス開始:2009年6月
  • 運営会社 :株式会社ゲオ
  • 月額料金 :590円(税別)
  • 動画本数 :8万本以上
  • 無料期間 :14日間
  • タイトル数:3,346作品
  • 会員数  :非公開

英会話や証券だけじゃない「DMM 見放題ch」

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http://www.dmm.com/monthly/prime/

DMMが元はレンタルビデオ店だったことをご存知ですか?英会話や証券といったサービスをネットで提供しているイメージのDMMですが、もともとはレンタル事業を手がけていた会社でした。お察しの通り、DMMが得意とするジャンルはア○○トです。

残念なのは、TSUTAYAやGEOと違い、ネット宅配レンタルを提供していない点です。なので、コンテンツ量では見劣りしています。しかし、釣り専門番組や自動車試乗番組といったマニアックな作品はDMMの得意なジャンルなので、人とちょっと違う趣味の方はDMMを選んでもいいと思います。

  • サービス開始:2016年4月
  • 運営会社 :DMM.com
  • 月額料金 :500円(税別)
  • 動画本数 :1万本以上
  • 無料期間 :2週間
  • タイトル数:6,685作品
  • 会員数  :非公開

日本では最大の会員数を誇る大手携帯キャリアの動画サービス

日本人の内36%は、動画をスマホで観るそうです。13歳から19歳までのいわゆるティーンに限定すれば、実に55%が動画をスマホで視聴しているそうです。

参照:http://www.movie-times.tv/basic/7588/

ドコモとauは、自社で動画サービスを運営しています。

ソフトバンクは、エイベックスとともにUULA(ウーラ)という音楽・映像の定額サービスを2013年から提供していました。が、2017年の3月にUULAのサービスを終了することを発表しています。

500万件以上の会員数を誇るドコモの「dTV」

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https://pc.video.dmkt-sp.jp/

ドコモが提供しているdTVでは、すべての動画コンテンツがダウンロード可能です。なので、「通勤途中に動画を楽しみたい」「ネットのないオフライン環境でも動画を観たい」「子供向け動画をタブレットに入れておきたい」という人にとっては嬉しい特徴でしょう。ただ、レンタルコンテンツに限っては、ダウンロードができませんでした。

ちなみに、dTVはドコモユーザーに限らず全ての人が利用できます。その際はdアカウントを取得する必要があります。

  • サービス開始:2011年
  • 運営会社 :NTTドコモ
  • 月額料金 :500円(税別)
  • 動画本数 :12万本以上
  • 無料期間 :31日間
  • タイトル数:4,804作品
  • 会員数  :489万人(2016.3)

ライブイベント生放送に力を注ぐ「auビデオパス」

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http://www.videopass.jp/unlimited

auビデオパスもauユーザーでなくても契約できます。注目したい取り組みは、さまざまなイベントのライブ配信を行なっていることです。

2016年には、野外ライブのイベントを無料配信。2017年には、仮面ライダーイベントを生配信と臨場感のあるコンテンツ配信に力を入れているようです。

いずれも、auビデオパスのアプリをダウンロードするのみで会員登録せずに観られます。生放送の臨場感が好きな人はアプリだけでも試してみてはいかがでしょうか?

また、月曜日にTOHOシネマズに行くと料金が1,100円に割引され、さらにポップコーンが半額になるなど、ポップコーン好きにはたまらない特典が付いています。

  • サービス開始:2012年5月
  • 運営会社 :KDDI株式会社
  • 月額料金 :562円(税別)
  • 動画本数 :1万本
  • 無料期間 :30日間
  • タイトル数:1,479作品
  • 会員数  :100万人(2016.3)

国内では先行組・USEN発の動画サービス

個人的な意見ですが、USEN(ユーセン)を発祥とする定額動画配信サービスは、中途半端です。

ポイント購入させたり、CMが流れたり、定額サービスに特化し切れていません。国内の動画サービスでは先行組ですが、中途半端感が否めません。

生みの親USENを吸収した「U-NEXT(ユー・ネクスト)」

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http://video.unext.jp/

U-NEXTは、もともと有線放送大手のUSENが運営していたGyaO(ギャオ)から生まれたTV向けの定額見放題サービスでした。兄弟関係にあたるGyaOは、2009年にヤフーグループの一員となり、離れ離れに。

その後、U-NEXTはすくすくと成長を続けて、2017年2月に親であるUSENを吸収してしまいました。U-NEXTは格安SIM(MVNO)事業のU-mobileと有線ラジオ放送のUSENの持ち株会社であると同時に、定額動画配信サービスのブランド名です。

  • サービス開始:2007年6月
  • 運営会社 :株式会社U-NEXT
  • 月額料金 :1,990円(税別)
  • 動画本数 :12万本以上
  • 無料期間 :31日間
  • タイトル数:5,344作品
  • 会員数  :133万人(2015.9)

テレビ局各局が資本参加する「プレミアムGYAO(ギャオ)!」

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http://gyao.yahoo.co.jp/

GYAO!は、会員登録すると無料で動画を観れるサービスです。無料ですが、動画の前後にはCMが流れます。さらに、動画のほとんどは、数分の紹介動画の類で暇つぶしにもならないものばかりです。

映画やドラマを楽しみたい人向けには、プレミアムGYAO!という定額サービスを用意しています。無料会員では観られない動画は「プレミアム」マークがついていて、月額800円で定額見放題を楽しむことができます。

コンテンツとしては、「ワンピース」や「進撃の巨人」といった日本のアニメ作品が人気を集めています。他にも「ドラゴンボール」や「ガンダム」といったロングヒット作品を多く提供できるのは、フジテレビや日テレ、テレビ朝日などがGYAOと資本関係にあるからでしょう。

ただ、非常に残念だったのは、どのジャンルもタイトル数が少ないことです。今回の比較では、5ジャンル全てでワースト3位に入っていました。

  • サービス開始:2005年4月
  • 運営会社 :株式会社GYAO
  • 月額料金 :800円(税別)
  • 動画本数 :10万本以上
  • 無料期間 :申し込み付きの残日数分
  • タイトル数:476作品
  • 会員数  :非公開

200万人以上の顧客基盤を持つテレビ系サービス

衛星放送大手のWOWOWやスカパー、ケーブルテレビのJ:COMは、ネット動画時代が到来する前は、定額見放題サービスの代名詞でした。2017年現在でも、3つのサービスともに200万人以上の会員を持っています。

宇宙・衛星事業も手がける「スカパー」

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https://www.skyperfectv.co.jp/

スカパーの有料チャンネルは、2,401円(税別)から加入することができ、47チャンネルを楽しむことができます。

スカパーと言えば、サッカーのJリーグを連想する人も多いのではないでしょうか?Jリーグ開局当初から、スカパーはJリーグの試合を放送してきました。が、2017年からスポーツコンテンツをネット配信するDAZNにJリーグの放送権を獲られてしまいました。この影響で、利用者が減少したと言われています。

そんなスカパーですが、地球を周回する18個もの衛星を活用して全国の自治体や電気、ガス、石油などのインフラ系企業の災害時の通信インフラを提供しています。意外と知られていませんが、地上の通信インフラがダメになった時は衛星を使った通信が重宝されます。東日本大震災の際には、地上携帯電話網が寸断された地域において通話やメールの利用を可能としている頼りになる企業なのです。

錦織圭フィーバーで加入者を増やした「WOWOW」

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http://www.wowow.co.jp/

WOWOWは、1984年に日本初の有料番組を提供する衛星放送として始まりました。2014年にテニスの錦織圭選手が全米オープンの決勝戦に進出した際は、「通常の10倍の問い合わせがあった」と発表しています。

インターネット上での動画配信は行っておらず、衛星放送のみ月額2,300円(税別)で視聴できます。

au系のCATV・J:COM運営の「J:COMオンデマンド」

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http://jvod.myjcom.jp/

CATVとは、Community Antenna TeleVision(共同受信)のことで、一般的にはケーブルテレビと呼ばれています。

もともとは、有線放送とも呼ばれ、各家庭を一本のケーブルで結び、テレビ放送を提供してきました。2017年現在では、インターネット接続や電話サービスも提供する通信サービス事業者と言えるでしょう。J:COMは、ケーブルテレビ事業者の中でも最大手で、auを運営するKDDI系です。

J:COMは、月額5,280円で多チャンネル放送を楽しめるテレビサービスを行っていて、加入者はネット上の動画コンテンツも視聴できるJ:COMオンデマンドに無料で加入できます。ただ、残念なことに、動画コンテンツの中身は、映画のメイキング映像といった類のものばかりです。

ネット上で映画やドラマといったコンテンツを楽しむには、さらに毎月933円を払って「メガパック」などのサービスに加入しなければなりません。

定額見放題の動画配信サービスの注意点

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定額見放題の動画配信サービスには、メリットが多いですが、注意したいポイントも押さえておきましょう。

  • ほとんどのサービスで無料期間でもクレジットカードの登録が必要
  • 無料体験期間が終わると自動で有料会員に移行てしまう
  • 観たいコンテンツが見放題なのか?PPV(個別課金)なのか?を確認したい
  • 動画配信を観るのに十分な通信環境か?

ほとんどの動画サービスは、無料体験だけでもクレジットカードの登録が必要です。クレジットカードを持っていない人は、登録ができません。しかし、dTVやhuluといったサービスは、auかんたん決済といったキャリア決済が可能です。

また、今回ご紹介した定額見放題のサービスは全て、無料体験期間を設けています。が、体験期間中に解約を行えば、課金されることはありませんので安心です。しかし、期間を過ぎると自動的に課金されてしまいますので、注意しましょう。

また、観たい作品があっても、見放題ではなくPPVで提供されている場合も多いです。PPVとは、「Pay Per View(ペイ・パー・ビュー)」の略で、有料コンテンツに料金を払って視聴するシステムのことです。無料期間中に、見放題に含まれる動画と、PPVの動画の選別をしっかりとしておきましょう。

最後に、自宅の通信環境が動画サービスを観るのに充分な環境か確認しておきたいですね。フレッツ光などの固定回線であれば、ほぼ問題ありませんが、モバイルWi-Fiルーターなどでは通信制限にかかる可能性があります。高画質で観たい場合は、通信速度もある程度速くなければいけません。

おまけ:動画配信をテレビで楽しむための嬉しいツール

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スマホやパソコンで映画や海外ドラマを楽しむのもいいですが、やはり「テレビの大画面で観たい」という人も多いと思います。そこで、配信サービスの動画をテレビで観られるツールをご紹介します。

テレビにつなぐだけでネット動画をTVに写せる

ネット動画を手軽にテレビで観たい人は、GoogleやAmazonが販売しているスティック型のデバイスがオススメです。商品名は次の通りです。

  • GoogleのChrome cast(クロームキャスト)
  • AmazonのFire TV stick(ファイアTVスティック)

この二つのデバイスは基本的な仕組みは同じで、ほとんどのテレビの裏側にあるHDMI端子に指して使います。あとはネット動画を観ているスマホやパソコンと同じWi-Fiにつなげばテレビに写すことができます。

手軽ですが、映像が遅れたり、カクカクすることもあるというデメリットもあります。

動画配信サービスが直接テレビで観られる?スマートTV

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スマートTVとは、インターネットにつなぐだけで、ネット上のコンテンツを楽しめる賢いテレビのことです。

各動画サービスを直接TVから視聴できるかは、テレビのメーカー・機種によって変わってきます。映画をTVの大画面でゆったりと見たい派の方は、ご自宅のTVがどのサービスに対応しているかをまずは確認してみましょう。

まとめ:動画配信サービスできっとあなたも動画廃人

いかがでしたでしょうか?

アメリカ発の動画サービスNetflixから大手携帯キャリアのdTVまで、見放題の定額動画配信サービスを10社+α紹介してきました。気になるサービスは見つかったでしょうか?

「テレビ離れ」が進む現在、自分の好きな動画を手軽に見られる定額動画サービスはますます発展していくでしょう。そして我々人類はますます衰退していくかもしれません。

今回紹介したサービスは、すべて2週間以上の無料体験期間を設けています。気になったものがあれば、すべて無料体験してご自身で観比べてみることをオススメします。